こんにちは、
遅ればせながらカワモトです。
日々、"パンを巡る冒険"しています。
そんなパンを巡るあれこれを、
少しずつ紹介させていただきますね。
この時期はなんと言ってもシュトーレン!!
「シュトーレン」は、ドイツに古くから伝わるクリスマスのお菓子です。
その形は、おくるみに包まれた幼子イエスを、
白い粉糖は降り積もる雪をあらわすといわれ、
これなしにはドイツのクリスマスは始まりません。
人々は、イブの4週間前から日曜ごと家族で集い、
互いの健康と幸せを祈りながら、このシュトーレンを一切れづつ食べていきます。
ドイツの長い冬の為の保存食でもあるシュトーレンは、
作られてから段々とおいしさがましてきます。
焼成後3~4週間が食べ頃ともいわれ、
一見無骨なシュトーレンの滋味豊かさが生まれてきます。
本来シュトーレンは、日本のおせち料理のようなものですから、
色々な地域や家庭によって様々です。
ですから、どれが正しいというものはありませんが、
ドイツ人のシュトーレンへの思いをお伝えできたら幸いです。
この時期、アチラも街がきらびやかに色づきます。
以前住んでいたミュンヘンの市庁舎前のワンショットです。